こんにちは、スタイルラボホームズの植村です。
子どもの成長にともなって、子ども部屋に適した環境は変わっていきます。
幼児や小学校低学年頃までならリビングのフリースペースや兄弟・姉妹共有のキッズルームで十分ですが、小学校高学年以上になると個室が必要になってくるでしょう。
今回は、子どもの成長にあわせて変更できる間取りのプランニングについてご紹介します。
●年齢によって子ども部屋の使い方は変化する
子どもが小さなうちは、できるだけ親の目の届く範囲で過ごせるようにしたいもの。
個室を用意しなくても、リビングの一部をキッズスペースにしたり、キッチンから見える和室を利用したりすれば、見守りながら過ごせて子どもにとっても安心感があります。
小学校高学年くらいから中学校以上になって個室を欲しがるようになったら、家の間取りを見直すタイミングです。
●子どもの成長に合わせて間取りを変更できるようにプランニング
個室が必要になったら、1つの部屋を2つに仕切れば手軽に個室をつくれます。
例えば、8〜10帖ほどの広めの部屋をつくっておいて、子どもが小さなうちはキッズルームとして使用。
個室が必要なタイミングで間仕切り壁や可動間仕切収納を設置して空間を2つに分ければ、大掛かりなリフォームをしなくても1部屋増やせます。
部屋を2つに分けたときに不便がないように、ドアや照明、コンセント、収納などをあらかじめ新築時に2部屋分盛り込んで間取りを計画しておくことがポイントです。
間取りをプランニングする際は、現状のライフスタイルだけを考えるのではなく、子どもの未来を想像してフレキシブルに対応できるようにしておくのがおすすめです。