こんにちは、スタイルラボホームズの植村です。
おしゃれで開放感があって、リビングやダイニングにいる家族とコミュニケーションがとりやすいことから、オープンキッチンは根強い人気があります。
しかし、キッチン全体が見えてしまうので、レイアウトや収納には少し工夫が必要です。
今回は、オープンキッチンを採用するときに注意したいポイントについて解説します。
●リビング側からの見え方に配慮する
キッチンは生活感が出やすい場所なので、リビング側からの見え方に配慮して計画することが大切です。
とくに壁などで仕切らないオープンキッチンは、シンクやワークトップが丸見えになるので要注意。
手元を見せたくないときは、腰壁を設けるなどの対策をとりましょう。
●LDKとトータルコーディネートする
オープンキッチンは、キッチン単体でデザインを決めてしまうと、周囲から浮いてしまう場合があります。
LDK全体で統一感が出るように、調和を考えてキッチンの扉や内装の色・素材を選びましょう。
●収納量を十分検討する
壁や吊戸棚を設けないオープンキッチンは、開放感がある分、収納が不足しやすくなります。
収納量が足りないとキッチンが散らかりやすく、生活感が出てしまうので、収納力のあるキッチンを選ぶ、パントリーを設置するなど、しっかり収納計画を立てましょう。
●調理家電やゴミ箱の位置を決めておく
調理家電やゴミ箱の位置は、キッチンの使い勝手と見た目の両方に影響を与えます。
使用頻度の低い調理家電はキャビネット内に収納する、リビングから死角になる場所にゴミ箱を置くなど、工夫しましょう。
電源コードが見えると生活感が出やすいので、コンセントの設置場所の検討も大切です。
●調理中の油はね対策をする
料理中の油はねが気になる場合は、コンロの正面に壁を設けましょう。
耐熱ガラスの壁を採用すれば、オープンキッチンの開放感はそのままに、リビング・ダイニング側への油はねを防げます。
一口にオープンキッチンと言っても、さまざまなタイプやレイアウト方法があります。家族構成やライフスタイルも考慮して選び、おしゃれで使いやすいキッチンにしましょう。