こんにちは、スタイルラボホームズの植村です。
リビングに階段を設置する「リビング階段」は、家族とのコミュニケーションが取りやすい、家族の行動を把握しやすいなど、メリットの多い間取りです。
その一方、いくつかデメリットもあります。
今回は、リビング階段を設けて後悔しないために、メリット・デメリットや、リビング階段を設置する場合の対策について解説します。
●リビング階段のメリット
リビング階段には、次のようなメリットがあります。
・家族とコミュニケーションが取りやすい
・家族の行動を把握しやすい
・リビングが広く見えておしゃれになる
・採光を取り入れやすい
・階段下を有効活用できる
階段をリビングに設けると、2階に上がるときには必ずリビングを通過しなければならないため、家族の行動を把握しやすくなります。
お子さまと顔を合わせたりコミュニケーションを取ったりする機会が自然に増えるのが大きな魅力です。
吹き抜けを組み合わせれば空間に広がりが生まれ、採光も取り入れられて明るい雰囲気もアップします。階段下は、収納やワークスペースとして無駄なく活用できるのもメリットです。
●リビング階段のデリット
一方で、リビング階段には、次のようなデメリットがあります。
・冷暖房効率が悪くなりやすい
・音やニオイが広がりやすい
・プライバシーを確保しにくい
リビング階段を設置して1階と2階がつながると、空間が広くなって冷暖房効率が悪くなり、夏は暑く冬は寒くなります。
リビングの生活音やキッチンで出るニオイ、煙などが2階にまで広がってしまうことも。
また、来客時には必ずリビングで顔を合わせることになってしまう点も、デメリットに感じる場合があるでしょう。
●リビング階段をつくるときはデメリットを踏まえて対策を！
リビング階段は、デメリットをきちんと理解して対策をした上で計画することが大切です。
たとえば、次のような方法で対策できます。
・天井にシーリングファンを取り付けて空気を循環させ、冷暖房効率をアップ
・１階に床暖房を設置して足元の冷えをカバー
・２階に音やニオイが広がらないようにキッチンと階段の距離を離す
・階段をリビングの入口付近に配置してプライバシーを確保
階段に扉をつければ、冷暖房効率と音・ニオイ対策のどちらの問題もクリアにできます。
暮らしの中で何を重視したいのかを考えて、リビング階段の配置を決めましょう。
スタイルラボホームズは、お客さまのライフスタイルに合ったリビング階段をご提案いたします。
家づくりに関して気になることや疑問がありましたら、お気軽にご相談ください。