こんにちは、スタイルラボホームズの植村です。
花粉の飛散量が急増するシーズンは、花粉症の方にとっては憂鬱な日々。「外出中に花粉対策をしているのに家の中で症状がひどくなる」と多くの人が悩みます。
実は、気づかないうちに家の中に花粉が入り込み、蓄積していることが原因です。
今回は、花粉の侵入を防ぐ効果が高い高気密高断熱住宅について解説します。
●高気密高断熱住宅とは
高気密高断熱住宅は、従来の住宅よりも気密性や断熱性を高めた住まいです。
隙間をできるだけ減らし、熱の出入りを少なくすることで、外気温の変化を受けにくく、花粉や有害物質の侵入が最小限に抑えられるように設計されています。
●高気密で花粉をシャットアウト
花粉症対策で最も重要なのは、花粉を室内へ入れないことです。
高気密の家は、24時間換気システムによって室内の空気を循環させています。
室内の有害物質を排気し、フィルターを通して外気を取り入れるので、給気口に高性能フィルターを取り付ければ、室内への花粉量を大幅に減少させることが可能です。
さらに、PM2.5や黄砂などの有害物質に対しても効果があるため、室内は常にきれいな空気環境をキープできます。
●高断熱で部屋干しが快適に
花粉シーズンは、洗濯物に花粉が付着しないように、できるだけ外干しは避けたいものです。
高断熱の家なら部屋干しでも洗濯物が乾きやすく、生乾きのニオイも気にならないので、気持ちよく洗濯できます。
また、高い断熱性能により結露が起きにくいので、アレルギーの原因となるカビやダニの発生も抑えられます。
花粉が室内へ侵入する原因の約6割は換気によるもので、残りの約4割は外干しした洗濯物や布団などへの付着です。
花粉から家族を守るために、マイホームを検討する際は高気密高断熱住宅を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。